24 1月

《徳》の〈集合体〉こそが〈個〉の《徳》を培う

〈個〉の私が、よく人から徳のある人間である、と言われる時がある。それを、以下のごとく受けとめている〈個〉である。つまり、精神界で出逢った人たちの《徳》の〈集合体〉が、〈個〉の《徳》となっていると哲学する。何故ならば、精神界で生かされている人たちとの出逢いが〈出発点〉となり、よく人から謂われる《徳》であるからだ。故に、〈個〉の《徳》を意味すると謂うよりは、私が前にするみなさんの《徳》の〈集合体〉を意味すると受けとめたほうが〈個〉にとって自然である。